そんなわけで、超高級イカフライを食べつつ時間をつぶし、ホーチミンからびゅーんとひとっ飛び。約1時間半のフライトです。そして、到着しましたシェムリアップ空港!なんか、建物からして、遺跡感出てる!
さて、空港に到着した私には、何を差し置いてもしなければいけないことがあったのです。それは、アライバルビザの取得。カンボジアは入国に当たり観光ビザが必要でして、まぁこの便利な世の中ですから事前のオンライン申請も可能なのですが、何せカンボジア行きを決めたのが直前だったため時間の余裕がなく、到着時の取得を選択したのでした。料金も安かったですしね。
とりあえず用意しておいた証明写真と申請料30USDを手に、人の流れに沿って空港の建物に進みます。「ビザの受付窓口がわからなかったらどうしよう」と密かに小心者モードを発動していたのですが、建物に一歩足を踏み入れた途端、見逃しようのないほど堂々たるビザ受付窓口を発見。さらに、私の他にも飛行機を降りた1/5くらいの人がカウンターに向かっていきました。ああ、行き当たりばったりさんが多くてよかった……。
前の人に続いて申請の列に並んで順番を待ち、15分ほどして自分の番に。職員さんに「パスポート」と言われ、証明写真とパスポートを重ねて出したら、写真をすいっと手元に戻されました。「あれ?違うの?ここで出すんじゃないの?」と戸惑っていたところ、職員さんは何事もなかったかのように「オカネー」と。あ、はいはい申請料ね、と30USDを手渡す私。すると、オカネを受け取った職員さんは、あっちの列に並んで待つように、と指示してくれました。
あれ?えーと、写真は……?あ、受取の際に必要なのかな?と、まだ手元の証明写真を渡すタイミングについて考えている私。そうこうしているうちに受け取りの列も進み、私の名前が呼ばれ、無事、観光ビザがびたっと貼り付けられたパスポートが手元に戻ってきたのでした。めでたしめでたし。
いや、
写真、いらんのかーい!!
え?ビザの申請に写真いらないとか、そんな情報全然知らなかったんだけど。やっぱり写真忘れただ撮影だ何だかんだで混み合うから、いっそのことなくしたんだろうか。だとしてもいつから?これ知らない人多いのでは……?そんな悶々とした気持ちを抱えたまま、イミグレーションを経て無事にカンボジアに入国。その間、私の預入荷物はけなげにベルトコンベアーの上でずっと回っていてくれました。やあやあ、おまたせ。
荷物を持って空港の外に出ると、むわっと東南アジアの風。これこれ。これです。来たーって感じ。そして、国外に出てまずやることといえば、SIMカードの入手、ですね。ここでもあらかじめ先達のブログ等でリサーチしたところ、空港を背にしてすぐ右に歩いたところにSIM売り場があるということで、早速そちらに。ありました。metfoneとCellcard。
2つの通信会社にそれぞれにプランがあったのですが、
実質、私に選択権はありませんでした。
だって、Cellcardの窓口、こうだから。
夕飯食べに行っちゃってる!
潜在顧客ほったらかして、1時間かそこいらリラックスしちゃってる!!
そんなわけでカンボジアに先制パンチをくらい、自動的にmetfoneを選ぶことになった私は、イチオシと思われる、看板の5USDのプランを選択。支払いを終えると受付のお兄さんが私のスマホを手に取り素早くSIMを入れ替えてくれ、通信環境はあっという間に整いました。Thank you、って爽やかにその場を後にして、ここから市街地まではタクシーまたはトゥクトゥクで移動です。
事前情報によると、
①空港でオフィシャルなトゥクトゥクを頼むと市街地まで9USD
②空港の敷地を出て流しのトゥクトゥクをつかまえると5USD
ということでした。そのため、最初は「流しのトゥクトゥク拾うか〜」なんて考えていたのですが、ふと「もしかして、GRABでいけるんじゃない?」と、第3の選択肢を模索。ハノイ同様にGRABのアプリを起動したところ、こんな画面になっていました。
「Grab TukTuk」だって!!かわいいー!!
あーやっぱりあるんじゃんー!と安堵し、さらに料金も流しのトゥクトゥクを拾うより安かったので、即、予約!ドライバーのお兄さんと合流してホテルに向かったのでした。