今日、何気なくGoogle Chromeを立ち上げたら、googleロゴがバインミーになっていました。
むむっと思って調べたところ、3月24日は「バインミーがOxford English Dictionaryに正式に登録された日」なのだそうです。へー。知らなんだ。バインミーって主にベトナム人しか使わないと思ってたんだけど、意外と市民権得てたんだね。
いやー、しかし本当にベトナムではバインミーが多く消費されてますね。みんな好きというか、もうおやつ感覚。誰かしら買ってる、そして誰かしら持ってるバインミー。お店もたくさんありますし、屋台も多く出ています。私もよく「美味しいバインミーのお店知りませんか?」と聞かれるのですが、ぶっちゃけ「どこでもウマい!」という感じです。いや本当に。バインミーのお店で外れたことあんまりないですね。そもそもシンプルすぎて外れようがないって話もありますが。なので、ガイドブックに乗ってるお店じゃなくても、そこらの道端の屋台で売られてるバインミーでも充分美味しいです(衛生状況は個々人の判断に任せますけれども)。
バインミーに使われるパンは普通のフランスパンよりも小さめで、外はサクッと中はふんわりの軽いパンです。決して日本のフランスパンのような「もっちり、どっしり」した、下手すればこのまま前歯が持っていかれるかも……というような感じの食感ではないです。おやつ感覚で食べられるのも頷けるわーという感じ。
具としては
・卵(Trứng)
・レバーパテ(pa tê)
・ソーセージ(Xúc xích)
・ベトナム風ハム(chả lụa)
このへんがメジャーでしょうか。屋台などでは、「これと、これ」と指差しで具を指定すれば、店のおばちゃんがさくっと作ってくれます。店の外に一応組み合わせ表のようなものはあるのですが、そんなものはあってないようなもので、こちらのオーダーに臨機応変に対応してくれます。「全部乗せ」みたいなこともできますよ。こういうフレキシブルなところ、本当にいい!大根と人参のなますやきゅうりなどの野菜は自動的に入れてくれますのでご安心を。
私が好きな組み合わせは何といっても卵とパテですね。シンプルだけど本当に美味しい。この組み合わせでだいたい、道端の屋台で15000VND(約75円)です。あとは、鶏のでんぶ(Chà bông gà)がチョイスできるお店もあるのですが、それも抜群に美味しい!
ちなみに屋台だと9割の確率で、仕上げの段階で「チリソース入れる?」と聞かれます。「え、な、なに?」と戸惑っていると、「何やらわからんから入れておこう」となり、盛大にチリソースが入りますのでご注意を。