ハノイの玄関口・ノイバイ国際空港に無事到着!

さて、次に気になるのは「どうやって市街まで出るか」ってことですよね。
もちろん、タクシーやGrab、ホテルの送迎バスなどを使うのが一番簡単でわかりやすいのですが、
それだと少し味気ないなぁとも思うわけです。

私は海外に出た際の移動手段として、できる限りローカルの公共交通機関を使うようにしています。
ローカルバスは現地の方との乗り合いなので、皆さんの“日常”が垣間見えたり
目的地以外の場所もルートに沿って回ることになるので、街の様子が見られたりして楽しいんですよね。

まーあとはもちろん、お値段が安いっていうのもあります。
ハノイのバスは高くても9000ドン(約45円)ですので
浮いた分のお金を観光やお土産に充てられるというメリットもあります。

さらに「ぼったくられない」という安心感も大きいです。
私はベトナムで最初にこっぴどくやられているので(別記事のちほど追加予定)、
やっぱり外国に行くと「ぼったくられないかなぁ」「足元見られないかなぁ」というのが気になっちゃうんですよね。
タクシーの料金トラブルや行き先間違いなどのいざこざ集などを目にすると、「あーもう、交通機関一択!」ってなっちゃいます。
基本的には路線図通りに運行してくれて、運賃もローカルの方と同じですからね。

もちろん治安が不安な場所ではこの限りではありませんが、ことハノイは問題ありません。
そこで、ちょっとサバイバル感覚も味わってみたい、ローカル感も楽しみたいという方向けに
ノイバイ空港から路線バスで市内に出る方法をご紹介します。

実際、路線バスはいくつも走っているのですが、今回は私が利用している90番バスで市内まで出る方法をご紹介します。
キンマー(KIM MA)のバスターミナルまで行くので、日本食レストランの多いキンマー通りやロッテハノイセンターなどに出るのに便利ですよ。

では、まずバスの基本情報。

【ルート】
ノイバイ国際空港→国内線ターミナル→→ロッテハノイセンターの近く→→キンマーバスターミナル
※端折ってますが、いくつも停留所には止まります。

詳しいルートをご覧になりたい方は、こちらでご確認ください(
外部リンク、ベトナム語です)。

【料金】
9000ドン(約45円)
ドンから日本円への換算の方法はこちら

【所要時間】
始発のノイバイ国際空港から終点のキンマーバスターミナルまで、約1時間
※Google Mapでは1時間32分となっていますが、実際はそんなにかからないことが多いです。ご参考まで。

それでは、実際に街まで出る方法をご説明します!

【ノイバイ空港出口からバス乗り場までの大まかな地図】

 

本当に絵心がなくて恐縮です。。。
でも、ご安心ください!それぞれのポイントを下記にご紹介しますので!テキストの番号は図中の番号と対応しています。

1 ノイバイ空港を出る


ノイバイ空港の出口は1つしかないので、迷いようがありません。
外に出ると、名前が書かれたボードを持った出迎えの人がたくさん!

2 空港を背にして左に曲がる


ノイバイ空港を背にして、左に向いて真っ直ぐ歩いてください。タクシースタンドを右手に見ながら通り過ぎる感じです。
おおかた客引きタクシーに声をかけられると思いますが、適当にやりすごしてください。

3 そのまま真っ直ぐ歩き、レストランを左手に見ながら通過

そのまま真っ直ぐ歩いていくと左手に「MEMOS」というレストランがあります。それを横目に通過してください。
遠くにオレンジ色の何かが止まっているのがおわかりでしょうか?あれこそが今回乗るべき90番バスです!

4 左手にバスターミナル発見!


ここ、ちょっと生け垣になっていてわかりにくいのですが、ローカルバスが発着するバスターミナルがあります。
90番バス乗り場は写真のとおり、バスターミナルに入ってすぐの右手にあります。バスが止まっていれば、バスターミナルを発見するのと同時に目に入ってくると思います。

5 90番のバスに乗る


ドアが開いていたら、そのまま乗り込みましょう。
一応は前から乗る決まりですが、始発で両方のドアが開いていると思いますので、どちらでもOKです。
ちなみに、90はベトナム語で「チン ムォイ」です。
終点まで乗っていれば、キンマーバスターミナルに着きます。

よかった!これで無事90番バスに乗れましたね!
バスに乗ってからの挙動はこちらの記事にまとめてあるのですが、ざっと改めまして。

●大きな荷物はオープンスペースに置く

後ろのドアを入った正面がオープンスペースになっています。
スーツケースや旅行バッグなど、大きな荷物はここに置きましょう。
手元に持っていると、あとで係員さんから「ここに置くように」と言われます。
盗難が心配な場合は近くの席を確保するか、座るのをあきらめて荷物の近くに立っていましょう。

席に座り、お金を払う


ベトナムでは運賃計算は機械でなく全て係員(運賃徴収マン)が行います。
席に着いてからの徴収になりますので、回収に来た際に渡して下さい。
50万ドンや20万ドンなどの大きなお札でなければ、おつりもくれます。

●現在地をGoogle Mapでチェック

ローカルバスだけあって、アナウンスは全てベトナム語ですので、Google Map開きっぱなし推奨です。
運賃徴収マンにも英語は通じないと思っていたほうがいいです。
あらかじめ空港のWi-fiを使って目的地検索をしておいて、そのままアプリを開きっぱなしにしておくといいと思います。

一応、なんとなく路線図的なものもあって現在地をランプで知らせてくれたりするのですが
いかんせん全部ベトナム語なのと、あとはかなりの高確率で壊れてます。

●目的地近くになったら、ブザーで知らせる

目的地が近くになったらブザーを押して知らせましょう。なぜか90番バスはブザーに書かれている文字が「SOS」。
ですが、こちらもかなりの高確率で壊れてます。
その場合は焦らず出口近くに立って、背中から「降りますよ」のオーラを全開にしてください。
運転手さんもバックミラーで確認していますので、止まってくれます。

●目的地についたら、バスを降りる

バス停に止まったら、後ろの出口から降ります。
もたもたしていると走り出すので(これ本当に謎)、できるだけサクっと降りれるといいですね。
忘れ物のないように気をつけてください。

 

とまぁ、ざっとこんな感じです。
空港からローカル気分を味わいたい、という方はぜひ!

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